ロロナと淫魔と憑依魂: 数多くの女性に淫紋を付け、魔物の子供を産ませることで、勢力と自身の力を強大にさせていた『魔王ガガルド』。その魔王は、姫騎士と呼ばれたロロナと言う少女と、王国の聖騎士だったサブロウの活躍によって撃ち滅ぼされた。だが、この戦いで、ロロナが自覚せぬ恋心を寄せていた聖騎士サブロウは、魔王と相打ちと言う形で命を落としてしまう。その出来事に、国中の人はもちろん、ロロナも涙を流し、傷付いた。その心の傷と、大戦で受けた王国の傷が癒える頃、誰もが予想していなかった事件が起こる。倒したはずの淫魔王ガガルドが復活し、ひとりで自宅に向かっていたロロナを強襲したのだ。その戦いに敗れた少女ロロナは、死を覚悟したのだが、殺されるのではなく、お腹に淫紋を付けられてしまった。『貴様には、魔物を産む苗床になってもらおう。淫紋の他に、特別に淫魔魂も付けてやろう。その淫魔魂に、体を淫乱な物へと変えて貰うと良い!』そう言い残して魔王は去り、淫紋と淫魔魂を付けられてしまったロロナは気絶してしまう。その後、意識を取り戻したロロナは、王や大臣との協議の末に一人旅立つ。王を初めとした、誰にも知られていない、体に刻まれてしまった淫紋と淫魔魂の呪縛を絶つため、そして人々の平和の為、ロロナはさっそく異変が報告された『ココル湖畔の遺跡』へと向かうのだが…少女は淫紋を付けられたお腹を孕ませられることなく、無事に魔王を倒して淫紋の呪いを解除できるのだろうか…?淫紋は、魔物との交配でも妊娠できるようになってしまう他、性的な刺激にも弱くしてしまう呪印。その呪印を付けられた者の行き着く先は、たとえ相手が魔物であっても性行為を望む様な、ただのメスへの変貌…。その犠牲になっていった女性を、以前の大戦で数多く見てきたロロナは、これから自身に起こるかもしれないそれらの事に、恐怖も抱いていたのだった…。